荒野の一寸法師


 荒野という言葉にノスタルジックな憧れを感じるのは、私と同世代かそれ以上ではないだろうか。 いわゆる「ゆとり教育」の最大の(そしておそらく唯一の)成果として、良くも悪くも安全指向の今の若者達には、「荒野を目指す」など何の意味もない馬鹿げたことに違いない。
 その荒野で一寸法師が何をしようと、何を叫ぼうと、誰の目にもとまらず、誰の耳にも届かないのかも知れない。それどころか、ゴーギャンでも山頭火でもないただのおじさんには、平穏な日常があるだけである。
 それでも、秘めたる憧れとして、おじさんは荒野を目指す!

 と、格好つけて見ましたが、荒野とは全く関係のない、いたって趣味的なページです。

(そのうち作成したいな